※掲載の内容は2021年2月2日時点の情報です。
UQモバイル「くりこしプラン」は2月1日(月)から
ワイモバイル「シンプルS/M/L」は2月18日(木)から開始!
政府の方針の影響もあって、スマホの通信料金の値下げが連日話題となっていますが、そんな中、KDDIとソフトバンクの2社から新料金プランの追加が発表されました。
また、両社のサブブランドの方でも新料金プランが発表されています。
KDDI→UQモバイル
ソフトバンク→ワイモバイル
※一度プラン発表があったあとに変更があって、今後も変更される可能性もあります。
実際にワイモバイルの方で2021年2月2日にシンプルプランでの内容変更が入りました。
今回は、その両社のサブブランドでの新しいプランがどういったものなのかを整理していきます。
※表示金額は記載がない限りすべて税込みです。
UQモバイルの新プラン「くりこしプラン」に関して
まず、最初に発表のあったUQモバイルの方からみていきます。
UQモバイルの旧プランはスマホプランのSとRの2種類となっています。
プランSは2,178円で毎月3GBまで使用できて、
プランRは3,278円で毎月10GBまで使用できるようになっています。
テレビCMで紹介されているのは、2台目以降の機種のプランSでの月額料金のことを指しています。
そして、今回新料金プランが発表されました。
「くりこしプラン」という名称がついて、プラン数も2つから3つに増えましたので選択肢が広がりました。
そして、上記のプランに加えて通話オプションとして3つの選択肢があります。
通話オプション→
最大60分/月の国内通話が定額:550円
国内通話 10分かけ放題:770円
国内通話 かけ放題:1,870円
通話オプションを付けない場合、30秒あたり22円の通話料が発生します。仮に60分通話したとすると60分×44円=2,640円の通話料が発生することになりますので通話オプションは何かしらつけておいた方が良さそうですね。
通話料を550円以内に収めるのであれば、12.5分以内の通話となりますので、通話をほとんどしないという人であれば通話オプションを付ける必要はないかもしれません。
出典:【公式】UQ mobile(モバイル)│安心・お得の格安スマホ/格安SIMで【顧客満足度No.1】※本記事は「くりこしプラン」の内容を掲載しています。くりこしプランの新規受付は9月1日で終了しました。 a[…]
ワイモバイルの新プラン「シンプルS/M/L」に関して
次にワイモバイルの料金プランをみていきます。
ワイモバイルの旧プラン(現プラン)ではスマホベーシックプランの3つの料金プランから構成されています。
スマホベーシックプランSは2,948円で毎月3GBまで使用できて、
スマホベーシックプランMは4,048円で毎月10GBまで使用できて、
スマホベーシックプランRは5,148円で毎月14GBまで使用出来るようになっています。
この金額の中には「国内通話1回10分以内無料」のサービスがすでに含まれています。
そして、今回新料金プランが発表されました。
新料金プランの「シンプルS/M/L」は現状と同様に3つのプランから構成されています。
シンプルSは2,178円で毎月3GBまで使用できて、
シンプルMは3,278円で毎月15GBまで使用できて、
シンプルLは4,158円で毎月25GBまで使用出来るようになっています。
旧プランとの大きな違いは2つあります。
1つ目:
新料金プランの方は「国内通話1回10分以内無料」がプラン料金には含まれていなくて、オプションとして取り扱われることになったということです。
ちなみにワイモバイルでの通話料は30秒あたり22円となっています。
そして通話オプションは以下のようになっています。
通話オプション→
国内通話 10分かけ放題:770円
国内通話 かけ放題:1,870円
通話オプションのところに関しては、UQモバイルもワイモバイルも前提条件は同じになったので比較しやすくなりました。
2つ目:
家族割引サービス(もしくはおうち割光セット(A))の割引額が▲550円→▲1,188円と大きくなりました。
ということで両社の比較をしていきます。
両社の比較
プランがデータ容量に応じて大・中・小とありますので、各々の階層で見ていきます。
小プランの階層での比較
UQモバイル | Yモバイル | |
---|---|---|
くりこしプランS | シンプルS | |
基本データ容量 | 3GB | 3GB |
節約モード時 | 最大300kbps | 最大300kbps |
月額料金 | 1,628円 | 2,178円 |
月額料金(家族割) | 1,628円 | 990円 |
最大60分/月の国内通話が定額 | 550円 | – |
---|---|---|
国内通話 10分かけ放題 | 770円 | 770円 |
国内通話 かけ放題 | 1,870円 | 1,870円 |
1人で契約をするならUQモバイル、家族で契約をするならワイモバイルがオトクということになりますね。
中プランの階層での比較
UQモバイル | Yモバイル | |
---|---|---|
くりこしプランM | シンプルM | |
基本データ容量 | 15GB | 15GB |
節約モード時 | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
月額料金 | 2,728円 | 3,278円 |
月額料金(家族割) | 2,728円 | 2,090円 |
最大60分/月の国内通話が定額 | 550円 | – |
---|---|---|
国内通話 10分かけ放題 | 770円 | 770円 |
国内通話 かけ放題 | 1,870円 | 1,870円 |
こちらも1人で契約をするならUQモバイル、家族で契約をするならワイモバイルがオトクということになりますね。
大プランの階層での比較
UQモバイル | Yモバイル | |
---|---|---|
くりこしプランL | シンプルL | |
基本データ容量 | 25GB | 25GB |
節約モード時 | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
月額料金 | 3,828円 | 4,158円 |
月額料金(家族割) | 3,828円 | 2,970円 |
最大60分/月の国内通話が定額 | 550円 | – |
---|---|---|
国内通話 10分かけ放題 | 770円 | 770円 |
国内通話 かけ放題 | 1,870円 | 1,870円 |
Sプラン、Mプランのときと同様に料金面でいうと、こちらも1人で契約をするときはUQモバイルの方に価格優位性はありますが、2人目からのスマホ代となるとワイモバイルの方に価格優位性が出てきます。
以上の比較より、新プランで比較をするとどのプランも共通で、
1人での契約だとUQモバイル
2人以上の家族での契約の場合はワイモバイル ということになります。
次に料金面以外での各々の優位性を見ていきます。
価格面以外の両社の比較
UQモバイルの優位性
・余ったデータ容量は翌月にくりこし可能
月によって使用するデータ量は変わってくるでしょうし、消費されなかったデータ量を活用できますのですごく嬉しいサービスですね。
・家族割などの割引サービスが無くとも安い
シンプルに1台目から安い料金プランとなっていますので、しかも他社と比してもそん色のない内容となっていますので分かりやすくていいですね。
そのため、1人での契約には向いていると言えます。
・節約モード、高速モードの切り替えが出来る
効率よくデータ使用を管理できるので、ありがたいサービスだと思います。データ量をコントロールすることで、どれだけのデータ量を消費しているのか意識するようにもなってくるかと思います。
ワイモバイルの優位性
・PayPayモールでお買い物が毎日おトク!
ワイモバイルスマホユーザーはPayPay STEP(PayPayモール特典)適用で毎週日曜日は最大22%相当戻ってくる!というキャンペーンが展開をされています。
私自身のこのキャンペーンをよく利用しているのですが、多くのポイントが戻ってきたのを確認できた時はすごく嬉しい気持ちになっています。
・Yahoo!プレミアム for Y!mobileが無料になる
上記のようにお買い物がお得にできることに加えて雑誌やマンガの読み放題のサービスもあります。
通常であれば、このYahoo!プレミアムのサービスは月額508円となっているのですが、ワイモバイルユーザーだとこの料金が無料となっています。
以上のように各々のキャリアで価格面以外でもお得な特典がありますので、そこも考慮したうえで、どちらがいいかを決めるのがいいでしょう。
乗り換えをするならどこがいい?
最後にのりかえをするなら、オンラインショップをお勧めします。
特にワイモバイルでは契約をするときに発生する事務手数料3,300円が無料となっています。
また、UQモバイル、ワイモバイル共にオンラインショップでもチャット機能が充実をしていますので、不明点があれば質問をすることも可能となっています。
他には自分のペースで契約を進めることもお勧めポイントです。
お仕事終わりだったり、夜の落ち着いた時間帯であったり待ち時間なくスムーズに手続きを進められます。
今回の新料金プランの受付はまだ先の話になりますが、既存のプランでも毎月のスマホ代を抑えられることは可能なので、検討してみる余地は十分になります。
これを機会にご自身のスマホ代を見直してみてはいかがでしょうか?
以上、ありがとございました!