iPhone8やiPhone SEからiPhone15、iPhone14、iPhone13など新しい機種に買い替えたいけど、ホームボタンがないのであきらめている方におすすめ!
iPhone13などiPhone X以降のホームボタンのない機種で「AssistiveTouch(アシスティブタッチ)」を設定すると、ホームボタンと同じように使うことができます。指紋での認証はできませんが、かなり操作が楽になりますよ。
ホームボタンが押せない、反応しない、壊れた、といった場合にも代わりのボタンとして使えるので、参考にしてください。
ホームボタンよりも便利なAssistiveTouch
例えばiPhone8のホームボタンはデフォルト設定だと下記↓のような操作が可能です。
ホームボタンを1回押すとホーム画面に戻る
ホームボタンを2回押すと、起動中のアプリを切り替え(Appスイッチャー)
ホームボタンを長押しすると、Siriが起動
ホームボタンを2回タッチすると画面上半分が下に移動(簡易アクセス)
しかし、iPhone13などiPhone X以降のFace IDを搭載した全面ディスプレイモデルはホームボタンがありません。
そこで代わりのボタンとして「AssistiveTouch(アシスティブタッチ)」を設定します。
AssistiveTouchを設定すると、画面上に白いボタンが現れるようになり、どの画面からでもボタン操作でホーム画面に戻したり、アプリを切り替えたりすることが可能になります。
AssistiveTouchはホームボタンには設定できない動作も設定できるので、使いこなすとホームボタンよりも便利です。
置き場所も画面の端であればどこにでも設置できるので便利です。ボタンをスライドすれば動きます。
AssistiveTouchの設定方法
設定>アクセシビリティ>タッチ>AssistiveTouchをタップ、
AssistiveTouchをONにすると画面の右下に白いボタンが表示されます。
ボタン動作は上記画面の「カスタムアクション」の項目で
・シングルタップ
・ダブルタップ
・長押し
・3D Touch(3D Touch対応モデルのみ)
が設定できます。
このカスタムアクションで
[シングルタップ]をタップ後「ホーム」をタップして設定。
[ダブルタップ ] に「Appスイッチャー」
[ 長押し ] に「Siri」
を設定するとiPhone8のホームボタンと同じように使える、ということになります。
AssistiveTouchで設定できる動作
・AssistiveTouchメニューを開く
・ホーム画面に移動する
・ダブルタップ
・複数の指のジェスチャを実行する
・スクロールジェスチャを実行する
・Siriを起動する
・コントロールセンター、通知、ロック画面、またはAppスイッチャーにアクセスする
・iPhoneの音量を調整する
・iPhoneをシェイクする
・スクリーンショットを撮る
・3D Touchを使う(3D Touch対応モデルのみ)
・Apple Payを使う
・緊急SOSを使う
・画面を読み上げる
・滞留の設定を調整する
・iPhoneを再起動する
参考:iPhoneでAssistiveTouchを使用する – Apple サポート (日本)
ちなみに、3D Touchとはボタンを強めに押す動作です。
下記↓対応モデルで使えます。
3D Touch対応モデル
・iPhone 6s
・iPhone 6s Plus
・iPhone 7
・iPhone 7 Plus
・iPhone 8
・iPhone 8 Plus
・iPhone X(Face ID搭載)
・iPhone Xs (Face ID搭載)
・iPhone Xs Max (Face ID搭載)
個人的にはシングルタップにデフォルトで設定されているAssistiveTouchのメニュー(最上位メニュー)が使いやすいので、[長押し]に「メニューを開く」を設定し、メニューの中にSiriのアイコンを追加して使っています。
普段あまり使わない機能はメニューに追加して使うと便利ですよ。追加方法を次に説明します。
最上位メニューをカスタマイズ
デフォルトでシングルタップに設定されている「メニュー」は動作を追加することが可能です。
設定>アクセシビリティ>タッチ>AssistiveTouchをタップし、[最上位メニューをカスタマイズ]をタップします。
デフォルトでは6個のアイコンが設定されていますが、不要な動作があれば、そのアイコンをタップすると別の動作に変更できます。
新たにアイコンを追加する場合は[+]ボタンをタップします。空いている場所に追加された+マークをタップして追加したい動作を設定します。アイコンは最大8個設定できます。
[-]ボタンをタップするとアイコンが一つずつ削除されます。
アイコンをデフォルト設定に戻したい場合は[リセット…]をタップすれば戻ります。
少々面倒ではありますが、よく使う動作は押しやすい位置に設定すると使い勝手が向上します。
背面タップも便利
ホームボタンの代替えは、端末の背面をタップする動作にも設定できます。
背面タップは本体にカバーを付けていると使えませんが…
設定方法
設定>アクセシビリティ>タッチ>背面タップ
で設定できます。
AssistiveTouchを試す
AssistiveTouch機能はiPhone8やiPhone SEなどホームボタンのあるモデルでも上記の設定をすれば使えます。
ホームボタンがないために新機種の購入をあきらめている方は、お手持ちの機種でAssistiveTouchを試してみるのはいかがでしょうか?
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