出典:おうちでんき | でんき | ソフトバンク
いま、私はソフトバンクのスマホユーザーなのですが、ソフトバンクにはスマホだけでなく「おうちでんき」という電気のサービスが提供されています。
そこで、この「おうちでんき」なるもので、電気代が安くなるのか?そもそも安心できるサービスなのか?何がおとくな特典となっているのか?などを考察していきます。
気になる料金面に関して
まず、前提として「電気代」というのは大きく2つの要素から構成されています。
2つの要素→
・基本料金
・電力量料金
基本料金
「基本料金」は電気の使用状況に関係なく発生するものです。
料金は、東京電力や関西電力、中部電力など電力会社によって変わってくることや、契約アンペア数によっても変わってきます。
電力量料金
「電力量料金」ですが、こちらは電気の使用状況によって変わってきます。
夏場や冬場の電気代が高くなるケースが多いのは、この「電力量料金」に関係しているということですね。
固定費と変動費みたいなイメージですね。
基本料金:固定費
電力料金:変動費
そして、ソフトバンクの「おうちでんき」は、「基本料金」はそのままで、変動要素のある「電力量料金」の方が1%安くなるということです。※エリアによって異なります。
たとえば、
東京電力の場合
基本料金:858円 + 電力量料金:10,000円 → 合計:10,858円
ソフトバンクの「おうちでんき」の場合
基本料金:858円 + 電力量料金:10,000円×1%割引で9,900円 → 合計:10,758円
ということです。
正直、そこまで安くなるということではないです。
ただ、ソフトバンクの「おうちでんき」は新電力会社によくある電気市場に左右される「市場連動型」ではなくて、あくまでも決められた単価設定に基づいてのお支払いとなりますので、電気の元となる材料の原価の高騰に伴って急激に高くなるという心配がありません。
特典にはどんなものがある?
ソフトバンクの「おうちでんき」では毎月の電気代はそこまでは安くはならないのですが、このプランに申し込んだ時に、けっこうお得なキャンペーンが展開されています。
※2021年4月6日時点の情報です。
1つ目:おうちでんきに新規加入すると初月のでんき代が全額0円になります。
前項でふれた、「基本料金」、「電力量料金」、そして「その他料金」もすべて0円ということです。
ちなみに燃料調整額やエネルギー発電促進課税というものが「その他料金」に該当するものとなっています。
東京電力の場合
基本料金:858円 + 電力量料金:10,000円 → 合計:10,858円
上記の金額例だと、合計の10,858円が0円ということになります。
このキャンペーンがあることだけでも、ソフトバンクの「おうちでんき」に乗り換える価値はありそうです。
オール電化プランや深夜時間帯割引プランなどの特別な割引を受けている場合は対象外です。
2つ目:ソフトバンク・ワイモバイルのスマホ代が1台あたり110円割引されます。
ソフトバンクやワイモバイルのユーザーであれば、スマホ代が1回線につき毎月110円の割引が適用されます。
家族4人が全員、ソフトバンクかワイモバイルのスマホを使用している場合
110円×4回線 = 440円/月の割引が適用されます。
こちらはスマホ代ですが、少額の割引ではあるものの、ちりも積もればということでなに気にお得になる割引サービスとなっています。
以上がソフトバンクの「おうちでんき」のサービス概要となっています。
注意点も箇条書きにして整理してみました。
注意点
・電気代が初月0円になるキャンペーンの終了日は未定です。
・申込から6か月以内に「おうちでんき」が開通して、電気の需給が開始されていること。
・法人は対象外となっています。
・おうちでんきは1年契約で自動更新となっています。
・解約をする場合は、解約事務手数料550円が発生します。更新月以外で解約する場合は、契約解除料5,000円がかかります。
以上が主な注意点となっています。
乗り換え手順
ソフトバンクの「おうちでんき」への乗り換え手順を整理していきます。
乗り換えの道筋としては「WEBでお申込」、「電話でお申込」、「店頭でお申込」の3つがあります。
いずれの場合もお手元に検針票(電気ご使用量のお知らせ)を用意しておく必要があります。
WEBでお申込みの場合で手順を整理していきます。
WEBでお申込みの場合、上記のバナーから進めていくのですが、ソフトバンクやワイモバイル以外のスマホユーザーの場合は、どちらから進めていっても大丈夫です。
「ソフトバンクユーザーお申し込み」、「ワイモバイルユーザーお申し込み」のどちらを押しても同じ画面が出てきます。
だったら、ボタンは1つにしてよと言いたいところですが、ここでは黙って進めていくことにします。
手元に検針票を用意していると思いますので、「あります」を選択します。
そして「ご契約いただいている通信サービス」を選択します。
その後に、申込情報の入力を進めていけば、申込完了となります。
申込完了後は、申込内容に不備がなければ20日前後に圧着ハガキで「利用開始日のお知らせ」が送られてきます。
そのハガキには検針票の代わりにWEBで電気料金を確認する際の「でんきお客様番号とパスワード」が記載されています。
大切に保管しないといけないですね。
注意点を以下に記載しておきます
注意点
・利用開始は電力会社が設定をしている「検針日」からになります。
・電気契約は「検針日から、次の検針日の前日」までを1カ月としています。
そのため、2カ月無料期間は、利用初日からスタートして、2回目の検針日(前日)までとなります。
・ちなみに、でんきに関してソフトバンクへの乗り換えが完了すると、現在利用中の電力会社は自動解約となりますので、「東京電力」などへの解約の連絡は不要となっています。
・ソフトバンクへの契約の時点でスマートメーターに交換済みの建物だと交換工事は必要ありません。交換が必要な場合は、無料で対応していただけます。そして原則として立ち会いの必要もありません。
以上が乗り換えの手順となります。
「電話での申込」や「店頭での申込」の場合も基本的な流れは同じです。
想像していた以上に簡単に手続きと契約が完了しますね。
簡単に手続きが出来て手間もほとんどかからないために、今なら電気代が2カ月無料のキャンペーンも実施されていますし、わずかながら、電気代も安くなりますので、ソフトバンクの「おうちでんき」へ契約することを検討してみてはいかがでしょうか?
最後にソフトバンクスマホの方も軽く触れておきます
スマホの乗り換えはオンラインショップがお勧め
ソフトバンクのスマホを契約するなら「ソフトバンクオンラインショップ」がお勧めです。
ソフトバンクオンラインショップのメリット・デメリットを記載してみます。
ソフトバンクオンラインショップのメリット
・ショップに行かなくても自宅からでも自分の好きなところで好きなペースで契約の手続きをすることができる。スマホは自宅で受け取ることが出来る。
・事務手数料の3,300円が発生しない。
・乗り換え時はweb割によってスマホの機種代金が安くなります。
ソフトバンクオンラインショップのデメリット
・直接スマホを触ってからの契約が出来ない
・ショップの店員さんと会話して契約をすることが出来ない
上記以外にも人によって、メリット・デメリットに感じる部分は違ってくると思いますが、事務手数料がかからないというところのメリットは誰しもが同じことだと言えます。
Web割は機種によって割引額は変わってきますが、web契約ならではの特典となっています。
また、この時期だからこそ、対面を避けられるということはメリットにもなりうるかなと思っています。
最後まで、お読みいただきありがとうございました!