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未契約でもOK?ソフトバンク『半額サポート+プラス』を本気で解説してみた。

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半額サポート+(プラス)

追記:ソフトバンク「半額サポート+(プラス)」は、2019年10月10日「トクするサポート」に名称変更されました。

同日からは、このサービスを利用して購入する機種のSIMロック解除が即日から行えるようになっています。

↓詳しい解説はこちらをご覧ください。

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※「トクするサポート」の対象機種は、2021年1月21日(木)から「トクするサポート+(プラス)」の対象になりました。プログラム利用料は無料で、2台目の買い替えも不要になりました。↓詳しい解説はこちらをご覧ください。[sitecard su[…]

ソフトバンク「トクするサポート」

ソフトバンクは2019年9月13日から「半額サポート+(プラス)」の受付を開始しました。

このプログラムは一言でいうと「端末の購入補助サービス」。分離プランの義務化により、機種購入時の割引が無くなることによる負担をカバーするための妙案(奇策?)ですね。

旧「半額サポート」との違いとして特筆すべきは「誰でも利用できる」という点。つまりソフトバンクに契約しなくてもソフトバンク機種が購入できます。

ここではこの「半額サポート+」の仕組みをマジメに分かりやすく解説していきます!

半額サポート+の概要・特長

まずは「半額サポート+」での要点を解説します。

毎月の機種代負担を軽くするプログラム

半額サポート+(プラス)は、ソフトバンクでスマホを購入する際、月々の機種代金の負担を軽くするための「プログラム」です。

このプログラムの重要ポイントは以下の5つ。

  • 支払いは48回一択!
  • 特典として、機種価格の最大半額分が免除される。
  • 特典を受けるためには機種の返却が必須。
  • 特典を受けるためには次回もソフトバンク機種の購入が必須。
  • ソフトバンクユーザー以外も利用可能。
  • プログラム料が必要。

分割48回での購入が必須!

半額サポート+を利用するためには支払い回数を「48回」の分割購入とする必要があります。24回分割や一括での購入は選択できません。

支払い期間は長くなりますが24回に比べて、ひと月当たりの負担が少なくなります。

利用には申し込みが必要。

48回払いを選択したからといって、自動的に半額サポート+への加入扱いとはなりません。加入の申し込みが必要です。

ソフトバンクでプランも同時に契約する場合は半額サポート+を利用しない48回払いも選択できるため、申し込みを行わなかった場合は単なる48回払いとなります。

最大で「端末価格の半額」の支払いがチャラ?

機種を購入し、2年経過後(25か月目~)に機種変更すれば、その時点で残っている支払い分が免除されるという仕組みです。

最大分の特典、つまり「機種の半額分を免除」するためには、2年が経過した直後(25か月目)に機種変更すると良いということ。

半額サポート+のイメージ図(例:端末価格10万円の機種を半額サポート+で購入する場合)

端末の返却が必要・・。

半額サポート+の特典(免除)を受けるためには、2台目へ機種変更する際に1台目(旧端末)をソフトバンクに返却しなければなりません。この点に関しては賛否両論あるかもしれませんね。。

また返却する端末は正常に動作することが必須条件。破損している場合は特典の対象外となります。(詳しくは後述)

2台目もソフトバンク端末で!

免除が適用されるためには、2台目の端末もソフトバンク機種である必要があります。

忘れてても安心!25か月目で通知が。

ソフトバンクでプラン契約している方のみ受けられるサービスとなりますが、特典が受けられるタイミング(25か月目)になるとSMS(ショートメール)での通知を予定しているとのこと。

時間が経つうちに忘れてしまって、機種変更のベストタイミングを逃してしまうかも・・。という方には非常に便利なサービスですね。

旧「半額サポート」との違いは?

名称の末尾に+(プラス)を付けただけですが、内容は大きく異なります。

旧:半額サポート(2019年9月12日受付終了)

新:半額サポート+(2019年9月13日受付開始)

大きな違いとして「半額サポート+」では、プランとの関係性は一切なくし、あくまでソフトバンクの機種を購入するためだけの独立したサービスになったという点。

つまり、ソフトバンクの通信・通話プランに加入しなくても「半額サポート+」で機種の購入が可能。ドコモやauに加入する(している)方でも当然利用することができるということです。

また旧サービスは料金不要でしたが、半額サポート+では390円/月の利用料がかかります。

利用できる方

誰でもOK。ソフトバンクに未契約でも利用可。

半額サポート+は、あくまで端末を購入するためだけのプログラム。ソフトバンクの通信プラン契約とは一切関係がないため、ソフトバンク機種を購入したい!という方なら誰でも利用することが可能です。

  • ドコモで契約している方
  • auで契約している方
  • 格安スマホで契約している方
  • スマホ・携帯の契約をしていない方

全員「半額サポート+」を利用できます。ソフトバンクのプランに加入する必要もありません。

ただし、気を付けていただきたい重要な事項があります。

【注意】購入機種に「SIMロック」がかかっている・・だと?

半額サポート+で購入する端末をソフトバンク以外の他キャリアで利用しよう!と思っている方は注意が必要です。

ソフトバンクで購入する機種には「SIMロック」がかかっており、すぐにはソフトバンク以外の携帯電話会社で利用できないようになっています。SIMロックとは、自分の会社の通信(通話)しか利用できないよう制限をかけることです。

100日後にSIMロック解除できる。

この制限を無くすには、ショップ等で「SIMロック解除」を行うことで制限が解除され、どの携帯電話会社でも使えるようになります。ただし購入して100日間はSIMロック解除が出来ない仕組みになっています。

つまり半額サポート+で購入したスマホをソフトバンク以外で使う場合は100日間待つ必要があるということですね。

利用料・特典

半額サポート+の利用料

旧サービスと違い「半額サポート+」の利用にはプログラム料(利用料)が必要となります。

半額サポート+(プラス)利用料390円/月(非課税)

1年買い替えオプション(無料)

オプション利用で13か月目での機種変更が可能!

通常「半額サポート+」で機種の残債を免除するには、25か月目以降に機種変更する必要があることはすでに述べた通りですが、しかし!

「欲しい機種が発売するし、25か月は待てない!」

という方のために、13か月目から機種変更できる無料のオプションサービス「1年買い替えオプション」が用意されています。

このオプションを利用すると13か月目、つまり1年経過後には機種変更できるようになりますが、利用時には24か月までの残債とプログラム利用分を一括で支払う必要があります。(もちろん25~48か月分の残債は免除されます)

つまり、このオプションを利用する・しないに関わらず、24か月分は必ず支払いが必要ということですね。免除される期間や金額が増えるわけではないのでご注意を。

「1年買い替えオプション」のイメージ

適用条件

半額サポート+の特典が受けられる条件とは

25か月目以降の機種代金が免除される半額サポート+ですが、加入すれば誰でも免除が適用されるわけではありません。いくつかの条件があります。

1.返却する機種が正常に動作する(破損や画面割れがない)

半額サポート+は機種の下取りサービスという側面もあるため、返却する機種については「正常に動作する」ことが条件となります。

機種が破損していたり、画面割れなどがあると残債の免除が受けられません。加入する方はスマホの取り扱いに注意しましょう。

破損扱い・対象外となるケース
  • 機種の電源が入らない
  • 初期化されていない(返却時に端末の初期化が必要となります。)
  • 各種ロックの設定が解除されていない
  • 画面や本体にヒビがある。カメラ部分やボタンが破損・欠損。本体が変形している。
  • ディスプレイの不具合(タテ線やヨコ線が入る・画面の焼き付き・液晶の液漏れ・タッチパネルが動作しない・暗い・文字が読めない等)
  • 改造などを行い、メーカー保証の対象外となっている

端末が破損で対象外になったら?
端末が上記のような理由から対象外となってしまった場合は、20,000円を支払うことで半額サポート+の特典を通常通り受けることができます。

2.製造番号(IMEI)を確認できる

製造番号(IMEI)が確認できない端末は半額サポート+の特典を受ける事ができません。
このケースだと、仮に20,000円を払ったとしても対象外となります。

3.次の機種(2台目)もソフトバンクの機種を購入すること

機種の返却後、2台目の機種についてもソフトバンクで購入(48回払)することが残債を免除するための条件となります。

特典を利用しなかった場合は?

プログラム料の返金が可能

半額サポート+に加入はしたものの、残債が免除される期間内(13~48か月)に特典を利用しなかった場合は、PayPayもしくはTポイントにて支払ったプログラム料金分が還元されます。
還元を受けるには申し込みが必要。また最低でも13か月分の利用料の支払いが滞っていない。2台目として指定のソフトバンク機種を購入する。等の条件が必要です。端末を譲渡した場合も返金は不可となります。

注意点

特典を受ける時点でプログラムに加入していること

半額サポート+の特典を適用するには、機種変更する時点で半額サポート+に加入中で、なおかつプログラム料を滞りなく支払っていることが前提です。途中で解約したり、機種変更の時点で解約している場合は適用不可となります。

免除を受けるのは1台目だけで2台目の機種変更時には免除を受けなくても良い。という場合は1台目の免除が適用された後に解約するようにしましょう。

プランと「半額サポート+」は別の契約

ソフトバンクのプラン(ウルトラギガモンスター+など)と「半額サポート+」を両方利用している場合、プランのみを解約しても半額サポート+は解約にはなりません。

プランと機種の購入(半額サポート+)は別々の契約となっているからですね。別途半額サポート+の手続きも必要となります。(プランの解約時に継続するかどうかを確認します。)

購入した機種を譲渡すると解除に

機種を他人に譲渡した場合、半額サポート+は解除となります。家族間での名義変更の場合は引き続きサービスを利用できます。

対象機種

半額サポート+には、購入する機種が指定されています。とはいえiPhoneを含め、ほとんどの現行機種が対象となっているので「この機種が欲しかったのに利用できない・・」といったことはほとんど無いかと思います。

「半額サポート+」対象のソフトバンク機種一覧
iPhoneiPhone 11 Pro
iPhone 11 Pro Max
iPhone 11
iPhone XS
iPhone XS Max
iPhone XR
iPhone X
iPhone 8
iPhone 8 Plus
iPhone 7
iPhone 6s(32GB)
iPhone 6(32GB)
iPhone SE
AndroidGoogle Pixel 3a
Google Pixel 3a XL
Google Pixel 3
Google Pixel 3 XL
Xperia 1
AQUOS R3
arrows U
LG K50
AQUOS R2 compact
HUAWEI Mate 20 Pro
Android One S5
Xperia XZ3
AQUOS zero
シンプルスマホ4
DIGNO J
HUAWEI nova lite 2
Xperia XZ2
AQUOS R2
HUAWEI Mate 10 Pro
Android One S3
Xperia XZ1
AQUOS R compact
Xperia XZs
DIGNO G
HTC U11
AQUOS Xx3 mini
DIGNO F
DIGNO U
シンプルスマホ3

まとめ

いかがでしたか?

最近のソフトバンクは端末分離の影響もあり、プランやサービスの仕組みが随分シンプルになってきている印象を受けます。

半額サポート+(プラス)についても、プランとの関係を完全に切り離すことで旧サービスに比べてシンプルな条件かつ誰でも利用できる分かりやすいサービスとなっています。

100日間のSIMロックプログラム利用料などの懸念事項はありますが、古い端末に未練はないし、常に最新の機種を所持していたい。という方には最適のサービスと言えるでしょう。

端末分離以降、機種を購入する選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか?

それでは!

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